こんにちは!コウです。
本日はRPAソフトであるWinactorについて話してみようと思います。
最近では働き方改革により単純業務の自動化が進んでいますね。
その中で最も使われているのがRPA(Robotic Process Automation)です。
その中でも最も初心者向けに作られているソフトが「Winactor」です。
この記事を読むことで、以下のことが分かるようになります。
・RPAソフト Winactorの概要 ・Winactorのメリット/デメリット
RPAを導入検討している企業・個人の方にオススメの記事となります。
なぜRPAを導入する企業が多いのか
これについては、「働き方改革」が最も大きな理由になります。
電通の過労死事件以降、その動きは非常に活発になっています。
私の会社でも
- 定時退社日の徹底
- 残業時間の徹底管理
が行われており、その中で成果を出すことが必要となっています。
業務時間が短くなる中でどのように成果を出すのか。
その手段の一つが「自動化」つまりRPAを用いることですね。
RPAは、単純作業を自動化することが可能です。
業務をロボットが代行してくれるというイメージです。
つまり業務時間の削減に貢献することができるのですね。
最近では、あの電通さんも積極的に導入しており、
業務時間の削減を目指しているようですね。(電通のRPA導入事例)
RPAソフト Winactorの概要
Winactorに代表されるフロー型のRPAは、
手順をそれぞれフローに落としていくことで業務を自動化することが可能です。
プログラミング言語を知らずとも、作成することが可能であることが大きなメリットとなります。
イメージとしては、
- インターネットを立ち上げる
- 検索ワード書き込み部をクリック
- 検索ワードを記入
- 検索結果から特定のワードを抽出
のようなフローを一つ一つ作っていくようなイメージです。
特にプログラミング言語を知らなくても作成可能ですね。
・自分がPC上で行った操作を記憶してフローに落とす
・設定した時間になったら、Winactorを起動する(夜の人がいない時間に実行する)
などの機能も使えるので、非常に使い勝手のいいソフトとなっています。
◆Winactor導入の注意点
気を付けなければならないのが、
Winactorを実行している時は、そのPCでは他の作業ができないということです。
画面上のマッチングやキーボード操作を自動でしてくれるのですが、
他の操作をすると動きが変わり、目的の行動をしてくれません。
RPA用のPCを買うか、RPA実行中はPC作業はしない
ということが必要になります。
Winactorのメリット/デメリット
◆Winactorのメリット
- アプリケーション間の連携が容易
- 画像マッチングが容易
ということが挙げられると思います。
今まで、アプリケーション間の連携に対しては、
そのソフトに使われている言語を理解していないと
自動化プログラムを作成することが難しかったです。
- インターネット→HTML、CSS
- Excel→VBA
- 会計ソフト→Java
などといった具合です。
ただ、RPAソフトを使うと、これらのプログラミング言語を知らなくても、
自動化ソフトを作成することができるんですね。
WinactorはPCに表示される画面の位置や文字を認識して、
クリックしたり、キーボードを操作したり、データを取得したりすることが可能であるためです。
画面自体を認識して操作をするだけなので、
扱っているソフト内部のコードがどう書かれていても関係ないんですね。
そのため、Winactorの使い方さえ分かっていれば自動化のプログラムが作れちゃうんです!
◆Winactorのデメリット
デメリットはライセンス代が非常に高いことかと思います。
Winactorの導入費用はこちらに記載しております。(引用元:Kobe Work style-reform.com)
・Winactor フル版:1台当たり90万8000円/年
・Winactor 実行版:1台当たり24万8000円/年
フル版と呼ばれているものは、
フローを編集できるものになっており、
作業内容を自由に変更できるものになっています。
実行版は、フローを編集できず、
作ったプログラムをただ使用するだけのソフトになっています。
どちらにしても、費用は非常に高いので、
「削減できる業務時間及び残業代 と ライセンス代」
をしっかりと計算し、必要な台数使うのが最適ですね。
以上、RPAソフトのWinactorについて説明しました。
私も未経験から始めましたが、本当に簡単にプログラムを作ることができ、感動しました。
ただ、ライセンス費もかなり高いですし、一般のプログラミングができる方がいれば必要ないかなとも思っています。
基本的には「誰でも、簡単に、自動化できる」ためのプログラムなので、
購入の判断をしっかり実施しましょう。
私の会社では、これからも使っていくと思いますが、
他のプログラミング言語も勉強し、これからの時代に適応できるようにしていきたいです。
それでは!